プロフィール

何に対しても消極的でどこか冷めていたようなワタシ…


生活に追われて心に余裕がなかったワタシ…

チャリティー番組とか見ながら「わざとらしい」なんて斜に構えていたワタシ…

淡々と過ぎる毎日に少しずつ変化が始まりました。子どもが大学進学のため、家を離れることになりました。

そして…同居していた義父が半年の闘病の末、帰らぬ人となりました。

今まで当然あるべきもの、固定の守るべきものと思っていたものが変わり、「家族」とは何?って考える時間が出てきました。仕事においてもその他の人間関係においても40代後半ってやっぱりいろんなことが起きてきます。


そんな中、たまたま広報誌に載っていた記事をみました。

あまり深く考えずに問い合わせてみました。その時の気持ちと何かピタッと合うタイミングだったのでしょう(その点は改めてよく考えてみたいです)。そんなこんなでボランティア生活が始まることになりました。


「清水そよかぜの会」

自力では通院が難しいショウガイ者の方を送迎するボランティアサークル。研修終了後、いよいよ本格的に活動開始。静岡市内のとあるお宅へ迎えに行き、車イスの方とその家族の方2名を乗せて病院へ。


診察終了後再び自宅へ。と、こんな感じで特別な技術も知識も必要なく誰でもできるチョットした活動です。最後にすごくていねいに「ありがとう」を言われたときは今までの日常生活にはなかった新たな気持ちになりました!

【家に帰ってしばらくするとイロイロ考えることが出てきました】

● 普段の「仕事」においてはすごく大変な精神的、肉体的な力を使っていたとしてもこんなに感情のこもった「ありがとう」って言われたことあったかな?

● これは反省点…事前に地図を見て迎えに行くお宅の場所を確認していたはずが当日、少し迷って思っていたより時間的余裕がなくなってしまった…もし自分が営業マンで初めて訪問する先の場合は事前にもっと完璧に調べていたはずでは?


「仕事」と「ボランティア」は何が違う?「金、貨幣」って何?そもそもボランティア=無償の活動、奉仕のことなのか?ボランティアの語源は「自由意志・自ら進んで行うこと」などなど書いてある…


そんなこんな思いながらボチボチとボランティアを始めることとなった中年男です。